「飲む点滴」と言われるほどに栄養価が高く、その豊富な栄養素から腸内環境整理・美容さらにはダイエットにも効果的と言われている「甘酒」!!
スーパーで販売されているのも、しばしば見かけるようになりました。
そんな甘酒がお家で簡単に作れちゃうなら嬉しいですよね。
その方法をご紹介します。
人気の甘酒メーカー「糀美人」で簡単米麹甘酒
甘酒には、酒粕で作られたものと米麹で作られたものがあります。
いずれも豊富な栄養素が含まれていますが、美容やダイエットに効果的でオススメなのは米麹甘酒です。
甘酒の効果に関しての詳細は、別記事をご覧ください。
さてこの米麹甘酒、市販されているものもありますが、素材にこだわっている無添加のものは、やはりお値段が高いのが難点。
健康のためとはいえ、毎日続けるのに負担になると意味がありませんね。
それならば!
自宅で簡単に作ってしまいましょう!!
自分で作れば原材料も明確ですし、余計な添加物なんて入れようがないですもんね。
今回使ったのはコレ↓
「糀美人」という甘酒メーカーです。
じつはこれ、塩麹や醤油糀、ヨーグルトまで作れてしまう優れもの!
まずは、取扱説明書にある通り、内側の入れ物と蓋を熱湯消毒します。
余計な雑菌が入らないようにと細心の注意を払います。
説明書にある材料と分量です。
<材料>
ごはん(またはおかゆ)200g
乾燥米麹100g
お湯または水300cc
ごはんはすでに炊いてあるものを用意します。
生米ではないので、間違えないようにしましょう。
ごはんとお湯(水)を混ぜて、70度以下に温度調節するので、ごはんは炊きたてのものでも冷ごはんでも大丈夫です。
ごはんの温度によってでお湯や水の温度も調節してください。
そして私は今回、お正月のもち米が余っていたこともあり、もち米を使いました。
もち米は白米で作るよりもさらに甘みが出るそうです。
もち米も、白米と同様に炊飯器で炊いてしまいました。
仕上がりに全く問題はありませんでしたよ。
次に、麹についてですが、説明書には乾燥麹と記載されていますが、生麹でもOKです。
ごはんとお湯を混ぜて、60度ぐらいに冷ましたら、麹を投入します。
さてこの60度という温度。
実は我が家には調理用の温度計がなく・・・
60度ってどれくらい???
と思ったのですが、目安はこんな感じなので参考にしてみてください。
40度(お風呂の温度)→指を入れるとぬるく感じる
50度 → ちょうど良い湯加減
60度 → 少し熱いと感じるが、指を入れていても問題はない
70度 → 熱くて指をいれ続けているのはつらい
麹の投入が完了したら、本体にセットして電源を入れます。
説明書通りに温度と時間を設定してスタート。
今回は、55度で8時間にしました。
可能であれば、開始から1時間後、2時間後、5時間後くらいに軽く混ぜると満遍なく発酵が進んでうまく出来上がります。
8時間後
綺麗にできました!
ふんわりと、甘酒独特の甘い香りが漂ってきて良い感じ♪
お鍋に移して軽く火を入れて、完成です。
お好みで生姜を混ぜてお召し上がりください!
鍋や炊飯器でも簡単にできる?難しい温度管理不要の作り方
甘酒を家でも作りたい、でも甘酒メーカーを買うほど作るかわからないし、他に方法はないかな・・・
という方、大丈夫です。
甘酒メーカーがなくても、自宅に今あるお鍋や炊飯器を使っても簡単に甘酒が作れちゃいます!
<お鍋で作る米麹甘酒>
ごはん(おかゆ)200g
米麹200g
お湯(水)300〜400cc
上記材料を用意します。
そして、使用するお鍋はできるだけ保温力の高いものを選びましょう。
保温調理鍋があれば便利ですが、なくても厚手のお鍋であれば保温力が高いので大丈夫です。
今回うちではこれを使いました。
作り方の手順は、甘酒メーカーで作る時と同様です。
ごはんとお湯(水)で60度程度になるまで温度を下げて、米麹を投入して混ぜます。
お鍋に蓋をして、バスタオルや毛布でぐるぐる巻きにします。
要は、温かい状態で発酵を促す必要があるので、
熱が逃げないように保温できれば良い、ということです。
なので、魔法瓶に入れて保存するという方法もあります。
そんな私の秘密のアイテムはこれ。
鍋帽子です。
記事の中に綿がたくさんつまっていて、これをお鍋にかぶせておけば弱火でコトコト火にかけられているのと同じ状態を維持できます。
もちろん、甘酒だけではなく日常の煮物や煮込み料理にも重宝するので忙しいお母さんにオススメです。
保温すること数時間(8時間が目安)、中の様子を見て甘くなっていれば出来上がりです。
<炊飯器で作る方法>
米麹甘酒は、炊飯器でも作ることが可能です。
ごはんと水で温度調節をして、麹をまぜるところまでは他の方法と同様です。
その後、麹を混ぜた材料を炊飯器へ入れます。
濡れ布巾をかけて、軽く蓋をして(可能ならば半開き)、保温ボタンをON!
くれぐれも、炊飯ボタンを押さないように注意してくださいね!!
麹が均一に発酵するように、数時間おきにかき混ぜながら保温します。
味見をして、甘くなっていれば出来上がりです。
<麹だけでできる甘酒>
最後に、甘酒について調べていたところ、ごはんやもち米を使わない麹だけで作る甘酒があったので、ご紹介しましょう。
材料は、
米麹(生)250g
水250cc
のみ。
作り方もとってもシンプル。
今回は炊飯器で作ります。
まず、炊飯器に米麹と水を入れて混ぜ、濡れ布巾をかぶせて蓋を半開きにします。
そして、保温ボタンをON!(炊飯ではありません!!)
数時間おきに均一に発酵するようにかき混ぜ、8時間ほど保温したら出来上がり。
この方法は、ごはんを混ぜる甘酒よりも甘みが強いそうです。
美容やリラックスに効果的!酒粕甘酒の作り方
最後になりましたが、酒粕甘酒の作り方もご紹介します。
酒粕甘酒は、米麹に比べると短時間で簡単に作れて温度も気にする必要はありません。
用意するものは、以下のとおりです。
・酒粕
・砂糖
・水
・塩少々
・生姜(お好みで)
まず、酒粕を適当にちぎって水に浸しておきます。
酒粕50グラムに対して、水が200〜250cc程度です。
すぐに作り出しても良いですが、数時間から1日ほど水に浸して置いた方が、まろやかになるそうです。
良い頃合いになったら加熱開始。
お砂糖と塩少々と生姜を加えます。
これらの分量ですが、お好みで良いと思います。
私もネットのレシピを参考に作ったのですが、その通りの分量だと甘みが全然足りませんでした・・・
個人的な感想ですが、米麹甘酒に慣れていたせいか、酒粕甘酒は全く別物に感じてしまい、
(別物なんですけどね・・・)
少々飲みにくかったです。
それに、お砂糖を思ったよりたくさん入れることになったので、かなり抵抗がありました。
それならばと、酒粕甘酒を米麹甘酒で割ってみようかと、
1:1の割合で混ぜて飲みました。
お砂糖を使わなくてもかなり甘みがついて、飲みやすくなりました!
酒粕甘酒が苦手な方、お砂糖をたくさん使うことに抵抗がある方、は
ぜひ一度試してみてください。
いかがでしたか?
どの方法が自分に合うか、一度試してみてください。
毎日の健康に、コップ1杯を習慣にしても良いですし、
「それでもやっぱり甘酒は苦手・・・」という方は、普段のお料理の隠し味に使ってみるのも良いですよ。
私は、お味噌汁や煮物に大さじ1杯程度の甘酒を入れています。
誰も甘酒が入っていると気づかないし、甘みと風味が良い感じになります。
是非とも甘酒を普段の生活に取り入れてみてくださいね!