離乳食の注意点!中期・後期・完了期にかけての食材と調理方法及び進め方〜卵やパンのアレルギーに注意すること〜

10分粥から始まった離乳食。

食欲旺盛な赤ちゃんもいれば、少しずつご飯を味わう赤ちゃんもいるでしょう。

これまでの生命線であったママのおっぱいやミルクに加えて、新たな味を感じるようになってくれるのは嬉しいことですね。

世の中には美味しい食べ物がいっぱいあるんだよ〜!

って早く教えてあげたいけれど・・・

焦りは禁物!

離乳食が進んで中期以降に差し掛かると、食べられるものもどんどん増えてきます。

でも、少し間違えると大変なことにもなり得るのも離乳食。

食材や調理方法などの注意点を今一度いっかり確認しておきましょう!

<離乳食には要注意!>中期・後期・完了期にかけての乳幼児に注意したい食材7つ

<蜂蜜・黒糖>

厚生労働省では、1歳未満の乳幼児に蜂蜜を食べさせないようにと指導しています。

理由としては、蜂蜜にはボツリヌス菌の芽胞がまれに混入していることがあり、乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあるからです。

ボツリヌス菌は、酸性に保たれている大人の体内では発芽しませんが、消化器官の発達が未熟かつ抵抗力の弱い乳児では、まれに発芽することがあります。

黒糖に関しても蜂蜜同様、ボツリヌス菌が含まれていることがあります。

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<エビ・カニ・イカ>

アレルギーの懸念があります。

桜エビなどは離乳食の素材としても使用されているレシピもありますが、エビアレルギーの子どもは注意が必要でしょう。

また、消化吸収も悪いですし、必要な栄養素かどうかと問われるとそうでもない食べ物なので、離乳食の時期にわざわざ与える必要はありません。

機会があれば、幼児期以降にしっかり噛むことができるようになってから与えましょう。

<生野菜>

離乳食において、生野菜をいつ頃から摂取できる、という明確な基準はありません。

また、どの生野菜から食べさせれば良い、という基準もありません。

「1歳を過ぎた離乳食完了期に、子どもの様子を見つつ、アクの少ないクセのない野菜から」

という考えが一般的のようです。

夏場なんかは、きゅうりやトマトをおやつ代わりに食べている子もいますね。

ただ、「生」である以上、食中毒のリスクは加熱したものと比較すると高くなるのは事実です。

子どもが食べたい意思を示すのならば、しっかりと洗って水を切った新鮮なものを与えたり、塩もみをして与えるなど、気をつけて食べさせてあげましょう。

もし、子どもが食べたくない、というのであれば無理強いする必要はないと思います。

生野菜でなくても、加熱した野菜をあげれば良いのです。

ちなみに、5歳と3歳になる我が家の娘たちは、生野菜をまだ食べません。

幼稚園でも、お弁当に生野菜は避けるようにも言われますし、給食も野菜はボイルしたものや加熱されたものが出ています。

<牛乳>

牛乳は、たんぱく質の分子が大きく、消化吸収されにくく、また、アレルギーの原因にもなりやすい飲み物です。

一般的には1歳を過ぎた頃から与えるとされていますが、まずは少量から与えましょう。

また、そのままよりも一度加熱した方が安心して与えられます。

<青魚・大型魚・刺身>

サバやサンマなどの青魚はアレルギーの心配があります。

青魚にはDHA・EPAが豊富に含まれているので、ママとしては積極的に与えたいかもしれませんが、離乳食はまず白身魚からが基本です。

青魚は離乳食完了期以降に、新鮮なものをしっかりと加熱して食べさせてください。

次に、マグロやはまち、サーモンなどの大型魚類も離乳食に活躍してくれる食材ですが、微量の水銀が含まれていますので、与えすぎには注意が必要です。

また、離乳食に刺身を生のまま与えることは少ないと思いますが、念のため再度徹底しましょう。

幼児食において、最近では回転ずしの普及やグルメな子たちが増えているせいか、お刺身が好きな幼児が増えているように感じます。

しかし、今一度考えてください。

お刺身は、ナマモノであり、その表面には様々な菌が付着しています。

そのため、大人であっても殺菌効果があるとされる、わさびやツマ、生姜・ネギ・大葉などの薬味と一緒にいただきます。

また、何度も言うように、離乳食完了期を過ぎた幼児であっても消化器官や免疫力は大人に比べると未発達です。

生の魚は小学生以降に、薬味と一緒に食べるようにしましょう。

<貝類(特に生のもの)>

上記の刺身同様、貝類にも多くの菌が付着しています。

また、貝類は大人であっても重篤な食中毒を引き起こすことがあります。

お刺身や貝類はあくまでも嗜好品の一種と考え、小さい子供に与えることは避けましょう。

<卵>

アレルギーの原因食材の中で最も多いのが卵です。

赤ちゃんの様子を見ながら、アレルギーが大丈夫そうであれば離乳食中期以降に、まずは黄身をしっかり加熱したものから始めましょう。

その後、白身部分を加熱したもの、全卵、という順序で進めてください。

当然ですが、半熟卵・生卵は、赤ちゃんはもちろん、幼児に与える必要はありません

卵かけご飯は、小学生になって以降、興味を持ってからでいいのではないでしょうか。

また、アレルギーだけではなく、卵の殻表面にもサルモネラ菌などの菌が付着しているので、ママも卵を触ったらしっかり手を洗いましょう

小さい子供がママのお手伝いで卵を割ってくれた時も、卵を触ったら手洗いを徹底してくださいね。

<大豆>

大豆も実はアレルギーの原因食材の上位に入る食材です。

また、大豆そのものは消化吸収が悪いので、離乳食後期によく煮てすりつぶしたものを与えてください。

一方で、お豆腐などの大豆加工食品やお味噌・納豆などの発酵食品は消化吸収がされやすいようにできているので、一度茹でこぼしたり火を通したものであれば、離乳食初期から食べられます。

昔の日本人の知恵が詰まった食べ物ですね。

<ピーナッツなどのナッツ類・ごま>

ピーナッツなどのナッツ類はアレルギーの原因ともなり得ますし、そのまま食べると乳幼児の場合は喉に詰まらせる危険があります。

アレルギーの心配がなければ、細かく砕いたりすりつぶしたりして1歳以降に食べましょう。

ごま・ごま油に関してもアレルギーの懸念があります。

消化吸収も悪いので、いりゴマをすりつぶして食べるようにしましょう。

<おもち>

喉に詰まらせると一大事、死の危険があります。

一般的に、しっかりと咀嚼ができるようになる1歳半過ぎから与えることが可能とされていますが、個人的には3歳前後だと思います。

我が家では、3歳の娘には小さく小さくちぎったものを与え、5歳の娘にも「しっかり噛む、慌てて食べない」と毎度毎度、口うるさく言っています。

もちろん、子どもがおもちを食べている間は目を離さず側についているようにしてください。

離乳食の調理方法における3大注意点

⒈ 加熱殺菌

離乳食に限らず、調理をする上で大切なことですが、離乳食においては食材をしっかりと加熱することは鉄則です。

また、食材はなるべく刻んでから加熱するようにしましょう。

加熱してから細かく砕いたり切ったりすると、まな板や包丁などの調理器具から菌が付着する可能性があります。

⒉ 清潔を保つ

調理前はもちろん、調理中であっても肉や魚、土がついた野菜を触った後は必ず手を洗うようにしましょう。

また、まな板や包丁も、野菜・肉・魚というふうに、食材によって使い分けるようにしましょう。

最近ではまな板シートなどの便利グッズも100均にありますので、このようなものを活用しても良いですね。

⒊ 作ったものはすぐに食べる

大人のものとは別に作らなくてはならない離乳食。

しかも、一生懸命作っても全く食べてくれず、結局作ったものは全て処分・・・

とは悲しい現実ですね。

おとなであれば、残り物は翌日に食べる、などとできますが離乳食期の乳幼児にはやめてください。

何度も言いますが、免疫力・抵抗力ともに未熟な時期です。

もったいないですが、食べなかったものは勇気を出して処分してくださいね。

私もなんども食材を無駄にしました。

また、冷凍保存する場合も、長くても1週間以内に使い切るようにしてください。

離乳食の進め方で注意すること&ママの心構え

離乳食をスタートするのは、生後6ヶ月頃からだと言われています。

小さな歯が頭を出し、大人が食べているものに興味を持ったりヨダレがたくさんでるようになればはじめどき、とも言われますね。

これらはあくまでも目安ですので、赤ちゃんそれぞれのタイミングでスタートしてください。

離乳食を始めた頃、待ってましたとばかりにパクパク食べる子もいれば、慣れない食べ物に口に入れたもの全てをベーっと出してしまう子もいます。

また、昨日は食べたのに今日は食べないことだってあります。

離乳食の進め方のポイントは、

焦らない・赤ちゃんのペースで・様子を見ながら無理せずに

が原則だと思って、気負いすぎずに取り組みましょう。

アレルギーが心配な乳幼児の離乳食における注意点〜卵やパンはいつからどうやって?〜

離乳食を進める上で気になるのがやはりアレルギーの問題。

うちの次女の場合、乳児湿疹かアレルギーかが曖昧な状態での離乳食だったので、いろいろと気を揉みました。

まず、何を与えるにしても、初めてのものは平日の昼間に小さじ1杯程度、が基本でした。

平日の昼間とは、病院が空いている時間。

つまり、万が一アレルギー反応が出た場合に即座に病院に駆け込めるから、ということですね。

アレルギーはひどい場合はアナフィラキシーショックを起こすので、危険です。

3大アレルゲンと言われる、「卵・牛乳(乳製品)・小麦粉」を与えるときはまずは少量を心がけてください。

心配な場合は、アレルゲンが少量含まれている加工品から試すという方法もあります。

例えば、卵アレルギーの場合、卵が使われている食パンを食べてみる、などという具合です。

これであれば、卵そのものではないですし、大量に含まれている訳ではないので試しやすいかと思います。

また、この「 パン」ですが、食パンひとつとっても、小麦はもちろん、卵や乳製品など多くの原材料があります。

離乳食に食パンを使う場合は、添加物はもちろん、アレルゲンが入っていないかなど、原材料をきちんと確認してください。

また、アレルギー反応が出やすいこの場合、お母さんからの母乳からも反応があることがあります。

お母さんが卵や牛乳を摂取し、それが母乳へと移行したというケースです。

そうなると当然、離乳食期にも反応が出る可能性が高いですよね。

食物アレルギーは年齢とともに解消されていくものもあるので、急いで食べる必要もありません。

ママの食事作りは少し大変ですが、3大アレルゲンフリーの離乳食を作ってあげてください。

次女もバッチリ、この3大アレルゲンに適合していました。

最初は大変でしたが、慣れると以外と平気でした。

むしろ、料理のレパートリーが広がった気もします。

例えば、小麦がダメだったので、米粉で代用します。

米粉には、小麦粉のようなふっくら感には劣りますが、逆に、米粉特有のモッチリカリッという食感があります。

牛乳は豆乳で、卵は別になくてもなんとかなりました。

アレルギーのおかげで、体に悪いものは基本的に摂らない、という考え方ができるようになったので、より健康的になれたのかな、とも思っています。

とはいえ、食べれるに越したことはないので、年齢が上がるごとに少しずつ食べて克服していけるといいと思います。

離乳食のお弁当を作るときの注意点

離乳食の時期だってお出かけすることは多いですよね。

出掛け先が実家や気の知れた友人宅の場合であれば、簡単なものを調理することはかのうですが、そうでない場合もあります。

レストランではお子様メニューはあっても、離乳食メニューはありませんね。

そんなとき、他のママはどうしているのでしょうか?

「お弁当を作る」

「市販のベビーフードを持っていく」

「母乳だけで乗り切る」

この3つに大きく分かれると思います。

私は、次女のときはアレルギーの心配もあったので、お弁当を作っていました。

お弁当に慣れると、市販のベビーフードは食べなかったということもあります。

お弁当を作るときに最も大切なのは、

当日の朝に作る・作り置きのものは絶対に使わない

ということです。

また、特に夏場は保冷バックに入れることは必須、可能であれば温め直します。

お弁当の内容に関しては、バランスの良いものに越したことはありませんが、あまり難しく考える必要はないと思います。

例えば私の場合、離乳食初期であれば「野菜たっぷりのお粥・ふかし芋・果物」、中期であれば「小さなおむすび、野菜のおやき、果物」、後期以降は「おむすび、チャーハン、そぼろご飯」など簡単なものを作ることが多かったです。

手作りのお弁当の素材は安心だけれども、やはり気になるのは衛生面

どうしてもレトルトや瓶詰めに比べると雑菌が繁殖しやすいのが現状です。

このため、冬場であっても、きちんと冷ましたものを保冷バックに入れて持ち歩き、なるべく早く食べるようにして下さい。

もちろん、残ったものは与えないこと。

おむすびなどは、もったいないようであれば大人が代わりに食べましょう。

離乳食期のお弁当は、鮮度・衛生面・手軽さが重要です。

離乳食は子供の成長に必要な過程。慌てずゆっくり進めましょう

離乳食、面倒なこともたくさんありますね。

赤ちゃんや子供のために一生懸命作った離乳食でも、食べたり食べなかったり。

ひどいときは、ほとんどを捨てることもあります。

私も何度も経験しましたし、その度に悲しい気持ちになりました。

しかし、だからと言って子供が好きなものばかりを食べさせることもできません。

離乳食を食べなかったり、口に入れてもすぐに出すのは、赤ちゃんがまだ食べ物に慣れていないからです。

食べ物に慣れて、いろいろな料理や食材を知るにつれ、たくさん食べるようになるし、

「ママの料理が世界でいちばんおいしい!」

って言ってくれますよ。

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