赤ちゃんや乳幼児に絵本の読み聞かせを!子どもに与える効果と影響がすごい!!

絵本は親の代から読み継がれる名作の宝庫

子どもの頃にお気に入りだった絵本はありますか?

私は長い間忘れていたのですが、数年前、姪っ子へのプレゼントに何か良いものはないかな、と考えていたときに書店に立ち寄りました。

何年ぶりかに絵本コーナーに足を踏み入れてみると、なんとも言えず嬉しい気分になったことを覚えています。

見ると、最近出たであろう人気の絵本や、かわいい挿絵の絵本がずらり。

その中に、とても懐かしさを覚える絵本もありました。

そうです、私が幼い頃にお気に入りでよく読んでもらっていた絵本の数々でした。

「あ!これも、これも、懐かしい!大好きだったな〜。今でも読まれているんだ。」

と、思わず口に出して言っていました。

そして同時に、気づいたこともあります。

大人向けの本にもロングセラーの名作はたくさんありますが、絵本はそれに負けないくらい、ロングロングセラーで代々読み継がれている名作をたくさん生み出しているジャンルではないか、ということ。

絵本がこれほど人気がある理由。

単純に、「子ども向けで読みやすいから」というわけではなさそうです。

絵本の読み聞かせ 赤ちゃん・幼児・そしてお母さんへ与える影響と効果

絵本の読み聞かせが子どもに与える影響は挙げればきりがありませんが、大きく分けて次のような影響があることがわかっています。

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想像力(創造力)を育む

小さな子どもは字が読めないので、お話を聞いている時は、視覚と聴覚から全ての情報を得ています。

そして子どもは、絵本に描かれている言葉や挿絵以外にも、自分の中でいろいろなことをイメージしているのです。

ページごとに繰り広げられる世界だけではなく、映像のようにそれぞれの場面を想像しているのです。

目に見えないものを自分の頭の中でイメージして、物語を展開していくこと。

これは、柔軟な子どもの頭だからこそ自由に、豊かなものになっていくのです。

この目に見えないものを創造する力こそ、将来その子が自分で本を読むために必要な読解力へと繋がっていきます。

私も子どもたちに絵本を読んでいて、時々驚くような発想をすることがあります。

大人がさらりと流してしまうような、挿絵の細かい部分まで観察していたり、まるで登場人物になったかのように物語の世界へ入り込んでいる様子もよくわかります。

言葉を育む

絵本に多く触れている子は、国語力も高い傾向があります。

まだ言葉を知らない赤ちゃんは、お母さんや周りから浴びせられる言葉のシャワーで少しずつ言葉を覚えます。

これと同様に、子どもにとって絵本の読み聞かせは、日常会話とは少し異なる言葉のシャワーをもらっていることになりますよね。

普段あまり聞きなれない言葉や言い回しを、絵本から身につけるということはよくあることです。

絵本にたくさん触れることで、言葉や語彙が増え、やがてそれを繋げて会話にする。

さらに、会話ができると相手の話も集中して聞こうとする。

何気ない絵本の読み聞かせが、子どもの会話の幅を広げます。

絵本を読み聞かせた効果!?あっという間に読み書きできるようになった娘

我が家の次女の場合、月齢相応ではあるものの、長女のときと比べると言葉の発達が少し遅い方でした。

そこで、絵本の読み聞かせをそれまで以上にしっかりするようにしたのです。

最初はあまり興味を示さなかったり、聞いているのか聞いていないのかわかりませんでしたが、数日もすると絵本をじっと見て興味を示す様子がわかるようになりました。

そして、それ移行、圧倒的に言葉数が増えたのです。

絵本で繰り返し出てくる単語やおきにい入りのフレーズをしきりに話すようになったので、絵本の影響であることは明らかでした。

それまでも、絵本はなるべく読むようにしていたのですが、絵本が合っていなかったのかもしれません。

また、自分なりに一生懸命話しかけていたつもりだったのですが、足りなかったのかもしれません。

それからというもの、いろいろな絵本に興味を持って、絵本の読み聞かせを始めるとお気に入りの本を全て読むまで離してくれないほどになってしまいました。

毎晩おやすみ前の絵本は欠かせません。

そして4歳になると、今度は文字に興味を持つようになり、あっという間に平仮名を覚え、誰に教わるわけでもなく自ら文字を書くようにまでなってしまいました。

1日1冊としても年間365冊、あなどれないなと感じています。

社会性を育む

絵本に描かれてある世界はおとぎ話だけではありませんよね。

絵本には、あらゆる世界の物語があふれています。主人公を通して、生活習慣を学んだり、お友達との接し方を学んだり、人を思いやることを学んだり、世の中にいろいろな生き物がいること、いろいろな人がいることを学んだりします。

もちろん、子ども自身に学んでいるという意識はありませんが、絵本を読むことで結果的に社会そのものを学んでいるとになるのです。

絵本の中で疑似体験したことが現実に起こった時、子どもの頭や心の中ではどのような化学反応が起きているのでしょうか。

想像するだけで素敵なことですね。

豊かな心を育む

小さな子どもは文字を読めませんから、耳で聞いたことと目で見るものをそのまま受け止めます。

絵本の挿絵には実にいろいろなものがあることにお気づきでしょうか。

世間一般的にウケのよさそうな、いわゆる「可愛らしい絵」「マンガのような絵」だけが良いのではありません。

絵本の挿絵には、絵を見るだけで話が伝わるような、細かな表現がされていたり、写実的な表現で描かれているものがあります。

子どもたちはきちんとこれらを感じ取っているのです。

「子どもにこんな絵が喜ばれるの?」と思うのは単なる大人の先入観です。

版画や貼り絵、油絵のようなタッチで描かれていたりするような絵本もあり、いわば芸術的要素もあります。

このような、芸術的要素を喜ぶことができる感性をも育むが、子どもにとっての絵本です。

親子の絆を育む

子どもにとってお母さんは特別な存在です。

お母さんが子どもに本を読んであげるということは、子どもにとってかけがえのない時間であり、何よりの愛情表現です。

子どもは、お母さんの膝の上に座り絵本を読んでもらうことで、心身ともに受け入れられ、愛されていることを感じています。

同時に、お母さんも絵本を読むことで心を落ち着かせることができます

忙しい家事と育児の中で、子どもと向き合う時間を作ることで家庭にも静かなひと時が訪れます。

また、お母さんからの愛情をしっかりと感じることは、現在だけではなく将来的にも子どもの精神的安定につながります

穏やかな表情で言動にも落ち着きがあるのは、その子がきちんと愛されている安心感があるからこそ成立するのです。

子どもたちのサインを見逃さない

うちの子どもたちも、忙しい時に限って絵本を持ってくることがあるのですが、後回しにせず絵本を優先するようにしています。

というのも、「絵本を読んで」と言ってくるときも、「抱っこして」と言ってくるときも、「ママ、私のこと見てる?好き?」という愛情の確認をされているような気がするからです。

そして大切なのは、「忙しいから後でね」ではなく、「今」してほしいのだということ。

後回しにすると不安や寂しさは募る一方ですよね。

だから、1冊だけでも、10秒だけでも、手を止めます。そのことで大きく時間がずれ込んで行くことはありませんからね。

それよりも、不安や寂しさを埋めてあげることの方が重要です。

少し話がそれましたが、絵本の読み聞かせは大切な愛情表現の一つなのです。

読み聞かせは子どもだけではなく母親の精神的安定にもつながる

多くの絵本に触れることは子どもの情操教育的観点から考えても素晴らしいのですが、実はお母さんにも好影響であることがわかっています。

絵本の読み聞かせをするときに多くのお母さんは

「子どものために」

と思っているかもしれませんが、実は

「自分のため」

にもなっています。

実際に、私も忙しい時はイライラしがちになります。

「こんな時に絵本かよ〜」と思うことも、正直あります。

しかし、このような状態の私に対しても、子どもたちは絵本を読んで欲しいと言うのです。

「やれやれ」と内心思いながら絵本を読み始めると、あら不思議。

それまでのイライラが見事に消えてなくなり、子どもと一緒に絵本を楽しんでいる自分に気付きます。

物語のストーリーもそうですが、声を出して読み聞かせをすることでストレスもうまく発散され、自分の気持ちが落ち着くのかなと感じています。

以上が、絵本の読み聞かせの効果と影響です。

もちろん、これら以外にももっとたくさんの効果や影響があるでしょう。

しかし、絵本の根本的な目的はあくまでも「楽しむこと」です。

言葉の発達のため、国語力のため、などの学びを目的としてしまうと、楽しいものが一気に窮屈なものへと変わってしまいます。

お母さんと子どもの大切なひと時を楽しんでください!

いつからでも始めよう!絵本の読み聞かせ

では、いつから絵本の読み聞かせを始めれば良いのでしょうか?

今です!

話を聞いているかどうかわからない赤ちゃんにも、ぜひ絵本の読み聞かせをしてあげてください。

何かを目で追うようになっていれば十分です。

0歳の赤ちゃん向けの絵本もたくさんあるので、その中でお気に入りを見つけてあげてください。

わかっていないようでも、お母さんの声はきちんとわかっていますので、それだけで安心し、愛情が伝わっています。

また、今まで絵本の読み聞かせなんてほとんどしていなかったけど・・・、という人も、心配ありません。

今からでも遅くはないので、早速今から始めてください。

最初は子どもも落ち着いて話を聞かなかったりするかもしれませんが、お母さんに絵本を読んでもらうことが嫌な子どもはいません。

何度か読んでいるうちに必ず運命の一冊に出会います。そして、それがきっかけで本が大好きになるかもしれませんよ。

長女も、以前は読み聞かせをしていても落ち着いて聞くことが少なかったです。

ところが、何度も読むうちにいろいろな世界にどっぷりつかるようになり、毎日いろんな絵本を持ってきます。

図書館で借りてきた本はすぐに全部読んで欲しいといい、その中で気に入ったものは毎晩寝る前にも読みます。

次女も長女の真似をして寝る前に絵本を持ってくるので、我が家では絵本を少なくても2冊読まなくてはなりませんが、とても貴重な家族の時間だと思っています。

寝る前のひと時だけでも、ぜひ始めてみましょう。

スマホやテレビ、電子メディアは子守係ではありません

長女がまだ赤ちゃんの頃、友人にオススメのアプリを紹介されたことがあります。

アプリで絵本が読めるというものなのですが、最初はなるほど、と思っていたものの、使い始めると疑問を感じるようになりました。

そのアプリを開いて子どもに渡すと、確かに静かになって一心に見ているように思います。しかも、動画サイトでは音声で絵本の読み聞かせまでしてくれるではありませんか。

しかし、その姿って・・・どうでしょうか?

私は健全なものと思えません。

機械的な音でお話しを聞いていて、子どもの心は満たされているのでしょうか?

それのどこに愛情を感じるでしょうか。

スマホの画面で繰り広げられる世界にどこまで入り込めるでしょうか。

確かに、スマホは便利です。

私も使っていますし、全てを否定するつもりはありません。

しかし、ことあるごとに子どもにスマホを持たせて、電子メディアに子守をさせるのは、子どもが本来持つたくさんの可能性を削いでいることになるような気がしてなりません。

実際に、スマホや電子メディアの弊害はすでにいろいろな研究や論文で明らかになっています。

どうか、これらの使用は必要最低限のものにとどめていただきたいと思います。

読み聞かせの方法と絵本選びのコツ

読み聞かせの基本

さて、絵本を読み聞かせようと決めたはいいけど、どうすれば良いか、ということについてですが。

原則として、子どもを膝の上に乗せて絵本の読み聞かせをしてあげましょう。

膝の上に抱かれることで、子どもにぬくもりと安心感が伝わりますので、読み聞かせの効果がさらに高まります。

また、膝の上に座ることで読み手の声や鼓動、話の起伏がダイレクトに伝わるので、子どもとお母さんの世界が共有できることにつながります。

そして、時々こどもの表情を見てあげてください。

特に大きな反応がなくても、じっと絵本を見つめて集中しているようであれば、既にその子は物語の中に入っているのです。

こどもの世界観を大切にしてあげてください。

絵本選びのコツ

絵本選びも最初は何から読めば良いか悩むと思います。

私も本屋さんに行くたびに、あれがよいのかこれがよいのか、どれがよいのか考え込んでしまいます。

そこで、私の場合は図書館を利用することにしました。

図書館であれば何冊かまとめて借りることができますし、その中からお気に入りの絵本が見つかれば改めて購入すればよいからです。

大人にとっては起承転結もなく、何が面白いのかわからない絵本もあります。

ところが、こどもにとっては楽しくて仕方がない、なんてことも多々あるので、月齢・年齢にあった絵本を選んで、たくさん読んであげてください

お気に入りの絵本を見つけて、素敵な家族の時間が増えることを願っています。

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