こんにちは。
えみちゃんママです。
史上最年少プロ棋士
公式戦最多連勝記録を打ち立てた
藤井聡太四段
こんな天才がどのように育ったのか
子育て世代のママたちの気になるところですよね!?
その一つである、藤井聡太四段が幼少期に遊んでいたおもちゃについて
紹介させていただきました
今回は・・・
藤井聡太四段が受けていたと言われている幼児教育
モンテッソーリ教育について調べてみたいと思います。
藤井聡太四段も学んだモンテッソーリ教育とは?
「モンテッソーリ教育」について、初めて聞いた人、聞いたことはあるけどどんなことをするのか知らない人、詳しく知っている人、様々だと思います。
私は以前、アメリカに長期滞在していたときがあり、その時の友人のお子さんがモンテッソーリのプリスクールに通っていたので、何となく聞いたことはありました。
当時はまだ、娘も赤ちゃんだったので「就園するのはまだまだ先」と思っていたこともあり、詳しいことは調べていませんでした。
そんなモンテッソーリ教育が、最近大活躍の藤井聡太プロ棋士のおかげで話題沸騰中らしい。
ということで、改めてモンテッソーリ教育について調べてみました。
モンテッソーリ教育の基本的な考え方は、
* 子どもは生まれながらにして自分自身を成長させ、発達させる力を持っている
* 保護者や教師などの大人は、子どもの成長要求を汲みとらなくてはならない
* 子どもの自由を保証し、自発的な活動を助ける役割を果たすべき
というものです。
つまり、
責任感と思いやりを持った自立(自律)的な人間、学び続ける姿勢を持った人間を育てることが、この教育法の根幹です。
こうして文字に書いてみると、とても尊くて偉大なことのような気がしますが。
簡単な言葉で言えば、子ども本来の持つ力を引き出して大人は子どものサポータとして見守り、手を貸していく、ということです。
我が子となると心配になったり、つい手を出したくなりがちですが、
子どもの自主性・意思を尊重すべきなのですね。
モンテッソーリ教育の方針・理念・教育法や教育観
それでは、モンテッソーリ教育を取り入れている幼稚園や保育園ではどのような教育方針や理念が取り入れられていて、どのような教育法が実施されているのでしょうか。
まず、モンテッソーリの教育方針及び理念は前述の通り、それぞれの子どもが持つ能力を最大限に引き出すべく、大人がサポートする、というものです。
子どもが自ら「自立」し
自分の考えに基づいて行動することで「思考力」を養い
「優しさと調和」が形成される
という教育を行います。
では、「自立」「思考力」「優しさと調和」とは?
* 自立
子どもが本来が持つ、「自ら成長・発達させる力」を汲み取り、大人が自由を保証して子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹するということです。
* 思考力
子どもが知り得た知識を整理し、分類し、応用することができるようになること。
* 優しさと調和
社会という集団で生きていくための資質や能力を調和的に成長発達させ、将来も自己教育を積み重ねる姿勢を持てるようになること。
そのため、モンテッソーリ教育を推進している多くの幼稚園や保育園では、
「異年齢混合の縦割り保育」
が実施されています。
このことにより、子どもたちがお互いから学びます。
年上の子は年下の子をお世話をすることで、年下の子は年上の子どもを見るのです。
こうしてみると、うちの娘たちが通っている幼稚園は、かなりこの考え方に近いなと気づきます。
まず、少人数制ということもあり、異年齢縦割り保育が基本です。
そして、年上の子は年下の子が大好きで、競い合うように年下の子のお世話をします。
構い過ぎて、先生にたしなめられることもあるようですが。
年下の子も年下の子なりに、「自分でできることは自分で」という「自立」が尊重されなくてはならないのですね。
また、先生方は子どもたちに「考える」時間をきちんと与えてくださいます。
例えば、先日もたまたま見かけたのですが、園庭のプランターの植え替えを年長児がしていました。
そのとき、先生は何もいわず、まず子どもたちに相談するよう促します。
子どもたちは、どうしたらできるか、よりよくできるか、考えて行動します。
そして、必要に応じて先生が援助されている様子でした。
完全にモンテッソーリ教育を取り入れているわけではないので、きちんと当てはまることはありませんが、子どもの成長や発達が盛んな幼児期に、
「自立」を促し「考える力」を養い「相手を思いやる」
というのは良いことだな、と思います。
続いて、モンテッソーリの教育法には以下のものがあります。
【モンテッソーリ教育法】
* 言語教育
「話す」「書く」「読む」だけではなく、「文法」まで学ぶ
* 算数教育
数を表す要素には三つの形態がある、とモンテッソーリの算数教育は唱えています。 モンテッソーリの算数教育では、これらを三者と表しています。
具体的に感覚で捉えることのできる物を「量物」とし、
その量物を言い表す時に使う「数詞」とします。
そして、書き表す時に用いる記号の「数字」の「三者」とします。 これらの三者が一致して初めて数量概念を身につけたと、モンテッソーリの算数教育では判断します。
例えば、数量「●●●●●」を量として捉え、数詞「ご」と言い表すことができ、 数字「5」と書き表すことができるようにします。この三者が一致することで、 数量概念が身に付けたと判断します。
* 文化教育
動植物、地理、地学、歴史、道徳(宗教)、音楽、体育、美術などがモンテッソーリの文化教育に含まれます。
生命の神秘への興味や芸術に関する表現力など多岐にわたった能力を育みがモンテッソーリの文化教育の特徴といえます。
このように文章化されると、何事も難しいように感じますね。
しかし、あくまでも幼児が行うことなので、結果的にこのようなことが身につくように、遊びや生活を通して学んでいくのだと思います。
そのために必要なのは、優れたテキストやDVDなのではなく、
「優良なおもちゃ」であったり、「日常生活」をきちんとこなすこと、「ナマのもの(本物)」に触れること、であるのではないでしょうか。
藤井聡太プロ棋士について、「キュボロ」という玩具を紹介しました。
他にも、積み木やboard game、パズルやごっこ遊び・・・
子どもたちを夢中にさせて、潜在する様々な能力を引き出してくれる「遊び」や「おもちゃ」がたくさんあります。
子どもたちにとって毎日の遊びの時間は学びの時間です。
こう考えると、家庭でもできることはたくさんある気がしますね。
テレビやDVD、ゲーム(デジタル)やスマホではなく、
子どもたちが「自分」で「手先を動かし」「考え」て、「行動」することができる環境が必要なのかもしれません。
モンテッソーリ教育を行う幼稚園・保育園一覧
モンテッソーリ教育について取り上げましたが、いかがでしたか?
興味があるけれど、どこでモンテッソーリ教育を受けることができるのか疑問に思う方もいらっしゃると思いますので、
以下、「モンテッソーリ教育の幼稚園及び保育園」関連のサイトをご紹介します。
気になる方は見てくださいね。
*モンテッソーリ教育の幼稚園・保育園【東京都世田谷・文京区・港区・吉祥寺等】
http://monte.op-gt.com/monte-school/tokyo.html
*モンテッソーリ教育の幼稚園・保育園【神奈川県横浜市・川崎市等】
http://monte.op-gt.com/monte-school/kanagawa.html
*モンテッソーリ教育の幼稚園・保育園【埼玉県】
http://monte.op-gt.com/monte-school/saitama.html
*モンテッソーリ教育の幼稚園・保育園【兵庫県神戸市など】
http://monte.op-gt.com/monte-school/hyogo.html
*モンテッソーリ教育の幼稚園・保育園【福岡県】
http://monte.op-gt.com/monte-school/fukuoka.html
*モンテッソーリ教育の幼稚園・保育園【愛知県名古屋市】
http://monte.op-gt.com/monte-school/aichi.html
こうしてみると、モンテッソーリ教育を取り入れている園が全国にたくさんあるんだな、という感じですね。
うちの娘たちが通っている幼稚園も、モンテッソーリ教育を取り入れています。
完全なモンテッソーリというわけではなく、モンテッソーリの良いところだけを取り入れていたり、
シュタイナーの考え方も入っていたり・・・
というような、いろいろな教育方針のいいとこ取りをしているようなところです。
幼稚園・保育園の教育方針やカラーはそれぞれ異なりますので、気になるところがあれば実際に足を運んで見てみましょう。
子どもに合った幼稚園や保育園が見つかれば、将来大物になる可能性大!?