うちには5歳と2歳半の娘たちがいます。
楽しいながらも、てんやわんやと大忙しの日々を過ごしているのですが、ふとしたときに、子どもが一人だけだともっと余裕ができていたのかなあ。。と思うことがあります。
もちろん、二人いてよかったな〜、と思うことが99%なので、なんだかんだ言っても家庭はわいわい賑やかなのがいいもんです。
でも、子どもが一人だけでも慌ただしくて自分の時間がないのに、二人育児になったらどうなるの・・・?なんて不安もありますよね。
仕事をしているママや、仕事の復帰を考えているママは尚更不安でしょう。
不安は誰しもが抱えていることですが、安心してください!
大変ながらもみんなコツをつかんだり、時々はうまく息抜きをしてストレスを解消しています。
だから、一緒に二人育児を楽しみましょう!
二人育児の不安・・・上の子への対応はどうするの?
二人目ができて、自分のお腹に再び新しい命が宿った喜びをかみしめる。。。
正直、そんな余裕あまりないかもしれません。
なぜなら、やっぱり上の子のことが気になるから。
目に見えないお腹の子より、目の前の上の子のことでいっぱいいっぱいです。
私の個人的な感想ですが、二人目の妊娠期間の早かったことと言ったら・・・という感じです。
一人目の妊娠のときは、出産予定日を指折り数え、今の週数はお腹の子はどんな様子かな、なんてマタニティ雑誌を何度も眺めていませんでしたか?
ところが、二人目は違いますね。
自分が妊婦だということを忘れるくらい、上の子のことが優先になってしまいます。
でも、でもね、ママは上の子のことをとても気にかけてるのに、
上の子は・・・
「弟か妹ができるって、嬉しい!」
反面
「ママが取られちゃうかも」
という不安を抱えています。
そう、不安なのはママだけでなく、実は上の子も一緒なんですよね。
だって今まで、ママを含めて周りの視線は全て自分だったんですから。
うちの長女も、次女が生まれてしばらく、私が次女を抱っこしていると手をつねったり甘噛みしたりしていました。
「可愛いけど憎らしい」
そんな気持ちだったんだと思います。
いつもより聞き分けが悪くなったり、イヤイヤが激しくなったり、長女の「私をもっと見て欲しい」サインは他にもたくさんありました。
そんな中、私が心がけていたのは、
「お姉ちゃんなんだから・・・」と言わないこと。
「良いときはめちゃくちゃ褒める」こと。
「お姉ちゃんに、特別ね。」と、プラスの意味での「お姉ちゃん」を使って特別感を出すこと。
でした。
例えば、「お姉ちゃんだけ特別に、チョコレートをひとつあげる!」など、小さなことでOKなんです。
そもそも、赤ちゃんがチョコレートなんて食べられるはずがないのですが、それはさておき、「自分にだけもらえる」ということがスペシャルなんですね。
また、少しの時間でも赤ちゃんを預けることができれば、上の子と二人きりのラブラブタイムを作ります。
30分程預けてお買い物をすることだけで、十分満足してくれるはずです。
それでもやはり、嫉妬したりすることもありますが、妹のことを可愛がってきちんと面倒も見てくれています。
下の子が、歩けるくらいに大きくなれば、二人で遊ぶ時間も増えるので、二人育児もぐっと楽になります。
二人育児の不安・・・寝かしつけでイライラ。
二人目が誕生して、まず直面するのが寝かしつけをどうするか。
上のこと下の子、一緒に寝かすとお互いに気になって眠れなかったり、下の子のちょっとした鳴き声で上が眠れなかったり・・・なかなかタイミングが合わないかもしれません。
かと言って、上の子もまだまだ添い寝が必要な年齢だと、どちらを優先するか、どうやって乗り切るか、悩むところではあると思います。
私の場合、やはり最初はお互いのことが気になって寝かしつけどころではなくなるかな、と思ったので、別々に寝かせる作戦をとりました。
産後1ヶ月は里帰りで実家にいたので、サポート体制は整っていました。
上の子の就寝時間の少し前に、とりあえず下の子に授乳して寝かせることを試みます。
寝かしつけに成功すれば良いですが、そうでない場合は、ひとまず下の子は諦めて両親に託し、上の子を寝かしつけます。
最初の2週間くらいはこの方法をとっていたのですが、だんだんと・・・
面倒だな。
と思うように^^;
もともとずぼらなので、2回もの寝かしつけを毎日続けることに疲れてきたのです。
それに、どちらかが早く寝てくれないと自分も疲れてくるし、いつまでもその日の仕事が終わらない気がして、イライラしてきてしまいます。
ある日、一緒に寝かせるとどうなるかな?と、試しに一緒に寝かしつけてみました。
寝方は、私を挟んで上の子が右側、下の子が左側、という具合です。
すると、二人とも意外とすんなり寝るではないですか!
それから数日、お互いに気になって寝付くのが遅くなることもありましたが、徐々に環境になれていき、気づけば一緒に寝るのが当たり前のようになっていました。
で、この経験から思ったのは、ママの方が意外に神経質になってしまっているのかも、ということです。
上の子は、「自分が眠った後、ママはまた赤ちゃんの方へ行ってしまうのだ」とわかっているのかもしれません。
だからなんとなく、気になって眠れなかったり、寂しくてグズグズ言ってしまったり。
そんなグズグズにママはイライラしてしまって、余計に寂しい思いをさせてしまって後悔したり・・・
でも、3人一緒に寝ることで、「眠った後もみんな一緒にいる」という安心感を感じているような気がします。
「寝かさなくては」ということにばかり意識を向けずに、子供たちを安心させてあげる、ということに着目すれば、寝かしつけは案外すんなりできるかもしれません。
二人育児の不安・・・ご飯はいつ作る?
子どもが落ち着いている間に、できることをするのが基本です。
一人目の時も二人目の時も、朝と夕方はいつも慌ただしくて、ごった返しますね。
朝は、みんなより早く起きるけど、ママが起きると子どもたちもほぼ同時に目を覚ましちゃったりしませんか?
それでも、通勤・登園・通学時間は決まっているので、それまでに朝食やお弁当を準備しなくてはならないのが、ママの大変なところ。
なるべく下の子にも配慮はしますが、とりあえず授乳だけして、
「ごめん!今はホントむりだから泣いといて〜!!」
と放置プレイをしていたことも多々ありました。
朝食は、前日の残り物のおかずをチンして食べてもらったり、お弁当の下ごしらえも前日のできる時間にしておいたり、という具合でしょうか。
夕方もまた、何故か機嫌が悪くなる子どもたち。
とりあえず、温め直してすぐに子どもが食べられるようなものを一品、お昼寝中に作っておきます。
「お昼寝中くらいゆっくりしたい!」
というのも本音ではありますが、子どもたちが寝ている間にできることをしないと、結局しわ寄せがきて大変なのは自分になってしまうので、私はそうしています。
子どもがいない頃より、上の子だけの頃より、圧倒的に手抜き率が高くなっていますが^^;
二人育児の不安・・・お風呂はどうやって入るの!?
ゆっくり疲れを癒せるはずのお風呂も、二人育児ママにとってはスポーツさながらの重労働です。
夏場であれば、少しくらい裸で放置していても大丈夫ですが、冬はそういうわけにはいきません。
下の子がつかまり立ちができるまでは、下の子をバウンサーやお座りグッズで待たせて、自分や上の子を洗ったりしていたこともありました。
しかし、待っている間に手足が冷たくなってしまっていたり、そのせいか風邪を引かせてしまったり。
冬はできる限り、誰かのサポートを借りるのがベストです。
私の場合は、義理の母に手伝ってもらいました。
しかし、お願いできる人がいない場合や、やっぱり一人で二人を入れなくてはならないこともあります。
そんなときは、脱衣所を暖かくして、浴室のすぐ外で赤ちゃんを待たせます。
その間にまず、手早く自分のことを済ませます。
上の子は湯船で暖まらせて、自分の次に上の子を洗います。
最後に、お待たせの赤ちゃんの服を脱がせて、お風呂に入れてあげましょう。
つかの間の、ゆっくりお風呂タイムです。
が、全員洗い終えて、ほっと湯船で一息していると、上の子が暑くなってお風呂からあがりたがってしまうんですよねー^^;
ママまだ寒いんだけど・・・みたいな。(泣)
仕方がないので、お風呂から出ますが、それからもまた大忙しです。
上の子を拭いて、クリームを塗ります。
3歳以上であればパジャマは着れるようにしておきましょう。
随分ママの負担は減りますよ。
そして、下の子のクリーム&着替えです。
当のママはというと、下の子が完了してから自分のことになってしまいますね。
その間はタオル一枚・・・もしくは、服くらいは羽織れるかなというところ・・・
本当にお風呂仕事は大変です!
でも、下の子がつかまり立ちをある程度しっかりとできるようになれば、少しはゆっくりできます。
こけて溺れないように常に神経を張っていなくてはなりませんが、両手をフリーにできる時間が少しでもできると、かなり余裕が持てます。
ほんの少しの期間なので、頑張って乗り切りましょう!
パパがお休みの日は、きっちりお手伝いしてもらってたまにはゆっくり一人でバスタイムを楽しんでくださいね!
二人育児のストレス解消法!?旦那の育児力をつける!
二人育児に限ったことではありませんが、周りを巻き込むことです!
遠慮している場合ではありません。
旦那さんをはじめ、自分の実家だけではなく、できることなら義理の両親も巻き込んでしまいましょ!
子育ては、一人でできるものではないし、するものでもありません。
完全母乳で育てている場合は、時間の限度があるかもしれませんが、そうだとしても数時間は一人で自分のために使う時間を設けられます。
日々の日用品や食品の買い物ですら、子連れで行くのと一人で行くのは気分が全く異なります。
美容院やマッサージに行くのも良いかもしれませんね。
旦那さんには少なくとも、うんちを含めたおむつ交換をできるように教え込んでおきましょう。
「パパがいないと何もできない、やっぱりパパは頼りになるわ!」
「子どもたちもパパと過ごせてとっても嬉しそう!!」
と、少しオーバーすぎるくらいパパを褒めることも良いですね。
くれぐれも、頑張りすぎないでくださいね。
「ママがきっちりしすぎない方がみんな協力してくれるわ。」
くらいの気持ちでいるといいかもしれません。
寝かしつけがうまくいかなくても、いつかは寝るだろうと思っているうちに寝る!
いっそのこと、ママも一緒に寝ちゃう!
ご飯が手抜きでも、用意しているだけで十分!
お風呂も、子どもは湯船にしっかりつかるだけで大半の汚れは落ちるといいます。
そんな日があってもいい!
ストレスをためない育児にしてくださいね。