暖冬かと思うほど暖かい日もあった12月に比べ、一気に寒くなってきた1月。
大寒波の影響もあってか、あちこちでインフルエンザや胃腸炎などなど、風邪菌やウイルスの話を聞くようになりました。
お母さんにとって、この時期の家族の健康はとっても気になりますよね。
大切な子供たちを風邪菌やウイルスから守るべく、免疫力を高める方法をご紹介します。
子どもの免疫力アップ食材はこれ!食事で病気に負けない体づくりをしよう!
発酵食品
日本伝統の発酵食品、知れば知るほど素晴らしい!
発酵食品の代表といえば、味噌・納豆・お漬物・しょうゆなど日本伝統の調味料です。
これら発酵食品には、抗菌作用や整腸作用があるので、風邪予防にぴったりです。
発酵食品は他にもいくつかありますが、味噌・納豆・醤油にもう一つ共通するのは、「大豆食品」であるということ。
大豆食品には、良質なタンパク質と腸内細菌を増やす食物繊維がたっぷり含まれているのです。
免疫力を高めるのに、腸内環境を整えることが重要だということは最近ではよく知られるようになりました。
私たちの体の中で、風邪菌やウイルスと闘ってくれているのが免疫細胞なのですが、この免疫細胞の多くは腸に存在しています。
そして当然、免疫細胞は腸内環境が悪いと活性化できないので、きちんと腸内環境を整えることが重要になってくるわけです。
ということで、我が家では毎日のように野菜たっぷりのお味噌汁を作り、冷蔵庫には納豆を常備しています。
基本的にジュースはNGな我が家ですが、1日1回だけ乳酸菌飲料はOKということにしています。
ヨーグルトも腸内環境を整えるという意味では風邪予防に効果的な食べ物ではあるのですが、体を冷やすというデメリットもあります。
女性にとって冷えは大敵。特にこの季節、朝食にヨーグルトは控えたほうが良いと思います。
もしも食べるなら、体が比較的温まっている時間帯の昼間、ランチのデザートにしましょう。
余談ですが、朝食といえば食パン・サラダ・フルーツヨーグルトにコーヒーが定番ですが、実はこれ、私としてはあまりおすすめできません。。。
全部体を冷やしてしまうのですよー。
最近勉強して知ったのですが、特に女性は朝の体温が低い方が多いですよね。そんな低体温の体をさらに冷やしては・・・ダメです!
ご飯・温野菜・お味噌汁に付け合せの海苔やお漬物がやはりベストです。
ご飯にお味噌汁、食パンを焼くのと手間はあまり変わらないですよ。
もちろん、パンやヨーグルト、サラダは私も好きな食べものです。カフェインも大好きです。やめろと言われても、やすやすとやめられるものではないので、体が活発に活動しているランチや午後のおやつに充てるようにしています。
野菜
子どもにたくさん食べてもらいたい野菜。
何故なら、野菜にはたくさんの栄養が含まれているから。
もちろん、免疫力をアップさせる強い味方でもあります。
野菜はビタミンやカルシウム、食物繊維やβカロチン、あらゆる栄養素が摂れる素晴らしい食べものです。
栄養が豊富ということは、つまりは免疫力アップにつながるということですよね。
中でも、レンコン・大根・にんじんなどの根菜類は、体を温めてくれるので免疫力をアップさせてくれます。
また、白菜や小松菜、ほうれん草もビタミン、カルシウムが豊富に含まれており、免疫力アップ・風邪予防が期待できます。
お気づきでしょうか?
これらは冬に旬を迎える食べものです。
これまでも何度となくお伝えしましたが、旬の食べものはその季節の人の体にプラスに働いてくれるのです。
旬の野菜たっぷりのお味噌汁を毎日食べて、家族の健康を守りましょう!!
免疫力を高める生活習慣ベスト3
No.3 日光浴と適度な運動
子どもの外遊びの重要性はよく知られていることでしょう。
「外遊びをしなさい!」と言わなくても、本来子どもは外が大好きなはずです。
それを大人の都合でテレビやDVDに子守をさせていませんか?
私自身も反省すべきところではありますが、お母さんは掃除・洗濯・食事の準備、すべきことがたくさんあって、ついつい少しだけ・・・のつもりでダラダラテレビの画面がついていることが多々あるようです。
家事も大切ですが、やはり子ども健やかな成長・健康もとっても大切。
子どもをどんどん外に連れ出してください。
こどもと一緒に、追いかけっこやボール遊びをすると、実はこどもの方が持久力があることに気づいたり。
こどもと同じように遊具にぶら下がると、自分の体を両腕で支えることの大変さに気づいたり。(昔はすいすいできてたのに!って(笑))
きっとそれは、お母さんにとっても良い運動、気分転換になります。
しっかり外遊びをした子は、お腹が空くのでご飯もしっかり食べられます。
疲れるので、夜もぐっすり眠ってくれます。
また、太陽の光を浴びることで体内にビタミンDがつくられます。
ビタミンDは、カルシウムのバランスを整えてくれるのですが、免疫力アップや糖尿病、がん、自閉症の予防にも効果があると報告されています。
さらに、日光を浴びると乱れた腸のリズムがリセットされて幸せホルモンが分泌されやすいので、心と体にとっても良いのです。
紫外線が皮膚に及ぼす影響やシミ・ソバカスなども気になるお母さんもいらっしゃるでしょうが、おそらく日本で普通に生活をしている限り、皮膚ガンの心配はほとんどないということも言われています。
むしろ、私個人的には日焼け止めに含まれる成分・添加物からの経皮毒の方が気になるのですが・・・
このことについては、別の記事で改めてご紹介したいと思います。
話が少しそれましたが、免疫力を高めるためには、1日1回外に出て、こどもと一緒に運動しましょう。
雨の日はお家の中でできる体操をしてみてくださいね。
No.2 体を温める
「冷えは万病のもと」です。
その通りで、体が冷えることはさまざまな病気の原因になるとも言われています。
そして、最近知ったことが、35度という温度はがん細胞にとっての適温。
つまり、元気になる温度だと言われています。
平熱が35度台の人、最近多いですよね?
私もかつて(若い頃…)、朝の体温が34.8度を記録したことがあります。
その頃は若気の至りか(?)、低血圧低体温ってか弱い女子っぽくって悪くないかも。なんて思ったりもしたのですが(笑)
とんでもないこと!!ですよね。
本来こどもの平熱は低くても36度後半、理想は37.3度と言われます。
成人女性でも36.8度は欲しいですね。
先ほど、がん細胞が元気になる温度が35度とお伝えしましたが、逆にがん細胞が増えない温度は37度。
がんの話ではないし、これだけでがんについて語るわけではありませんが、何が言いたいかというと、体をあたためること、体温を上げることは、免疫力を高めて病気を防ぐために、とっても重要なことなんだということです。
お腹が冷えて腸が冷えると腸内細菌の活動も衰えてしまいます。
冷えが気になる人は、カイロをはったり、暖かい食べ物や飲み物を摂取して体を温めてください。
ただし、コーヒー・紅茶などカフェインは体を冷やすのでダメですよ!
No.1 寝る
十分な睡眠をとることはどんな薬にも勝ります。
わたしたちが夜寝ている時間に、体の細胞はせっせと働いてくれているのです。
言うなれば、若返りタイム。
人の体は、自律神経(交感神経と副交感神経)に司られており、太陽が出ている昼間に活動し、日が沈んだ夜は眠ることが体の自然なリズムです。
ところが、現代の生活は自然なリズムを崩すことばかり。
自律神経の乱れは、体のさまざまな不調を引き起こします。
先に挙げた、冷えの原因にもなります。
特に子どもは心身ともに成長・発達する大切な時期。
睡眠時間は幼児期の子どもの場合は10時間は欲しいところです。
大人でも、8時間欲しいですね。
夜8時以降は必ずテレビを消して、スマホなどの電子機器類もこどもから遠ざけてください。
テレビやスマホから出るブルーライト・電磁波はこどもにとって悪影響です。
眠ることが免疫力を高め、健康で美容にも良い、なんてお金もかからないし最高ですよね!!
毎日は無理だという方も、週に1度は子どもと一緒に寝る日を設けてみてはいかがでしょうか。