<離乳食>加熱してもはちみつはNG!コーンフレークの蜂蜜や半熟卵も要注意!

健康食品としても、低GI食品としても人気の蜂蜜

ところがこの蜂蜜にもボツリヌス菌に感染するという大きな落とし穴があります。

蜂蜜だけではない、離乳食の落とし穴。

そんな離乳食の注意点をまとめてみました。

離乳食に蜂蜜はなぜ危険!?3歳までは要注意!加熱しても滅菌できないボツリヌス菌

初期から中期、後期へと離乳食がすすみ、おかゆだけではなく野菜やたんぱく質の摂取も可能になる頃。

やさしい風味でありつつも、いろいろな食材や味を経験してもらいたいですよね。

砂糖はあまり使いたくないし、栄養を補給しつつ甘みを出したい・・・

そんなとき、つい使ってしまいがちな食材のひとつが蜂蜜なのですが。。

実は、蜂蜜には大きな落とし穴があります!

厚生労働省では、1歳未満の乳幼児に蜂蜜を食べさせないようにと指導しています。

理由としては、蜂蜜にはボツリヌス菌の芽胞がまれに混入していることがあり、乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあるからです。

ボツリヌス菌は、酸性に保たれている大人の体内では発芽しませんが、消化器官の発達が未熟かつ抵抗力の弱い乳児では、まれに発芽することがあります。

それならば、加熱して殺菌したら大丈夫じゃないの?

と思うかもしれませんが、ボツリヌス菌は耐熱性が高い菌なので、100度の熱湯で10分加熱して毒素自体を消毒したとしても芽胞は死滅しません

さらに、発達が未熟な赤ちゃんの体内は、ボツリヌス菌の芽胞が発芽するのに適した環境であるとも考えられます。

発芽し、乳児ボツリヌス症を発症すると、便秘・消化不良・脱力感・倦怠感などの症状の後、最悪の場合は死亡することもあるのです。

私はドクターでもナースでもありませんが、以前医療業界に身を置いており、疾病について勉強したことがあります。

その時のテキストには、

「3歳まではボツリヌス菌に罹患するおそれあり」

と載っていました。

この一文が私の記憶の中にずっと残っていたので、私自身、3歳頃までは子どもに蜂蜜を与えないようにしていました。

ところが、離乳食に関しては「1歳まで」ということが一般的ですし、蜂蜜は体に良いというイメージが強いので、お菓子やドリンクに蜂蜜を使っているママが多いのが現状。

私の友人も「もう1歳すぎたから大丈夫じゃないの」と言いつつ、スムージーに蜂蜜を混ぜていました。

確かに、厚労省が1歳までという指標を出しているならそうなのかな、と思ったこともありますが、万が一のことを考えると不安だったので、心配性の私は3歳を迎える頃までは与えたことがありません。

先日、赤ちゃんが乳児ボツリヌス症に罹患して死亡するという悲しいニュースがありました。

このような事故は、1986年以降国内で初めての非常に稀なことです。

しかし、1例でも1%でも、とっても悲しいことで、起こってはいけないことだと思います。

ネット上ではサイトやアニメが批判されているようですが、それ以前に、ママたちが当たり前のように知っている知識として、一層普及されることが重要です。

1歳(できれば3歳)までは蜂蜜ダメ!!

ということが、

赤信号は止まれ!

と同じくらい定着した概念になるといいですね。

コーンフレークにコーティングされている蜂蜜は大丈夫?原材料表示にも要注意!

乳児期にはちみつを与えることはNG!だということは、しっかりと定着したかと思います。

しかし!

もう一つ重要なことがあります。

それは、食品の原材料表示をしっかりチェックする必要がありますよ、ということ。

幼児期から甘いお菓子を与えることは少ないかもしれませんが、甘味料として蜂蜜が使われていることがあります。

はちみつそのものを与えることはなくても、知らず知らずのうちに与えることになりかねません。

例えば、ヨーグルトやジュース、コーンフレークなどに、

「人工甘味料不使用」

などという謳い文句で商品を販売しているものがあります。

一見、安心して食べてしまうかもしれませんが、

人工甘味料不使用。じゃあ、どんな甘味料が使われているの?」

というところまで疑問を持つようにしましょう

そもそも、砂糖をふんだんに使ったお菓子や飲料、料理は乳幼児に不向きです。(大人もですが・・・)

でも、

「やさしい自然の甘さ」

なんて言われてしまうと、乳幼児にも大丈夫かな、って思ってしまいますよね。

「やさしい自然の甘さ」には、

蜂蜜、黒糖、三温糖、甜菜糖、きび砂糖

などがあります。

従って、

コーンフレークであればプレーンタイプの砂糖不使用のものを、

ヨーグルトや飲料も、人工甘味料はもちろん、蜂蜜などの甘味料が使われていないものを選ぶようにしましょう。

乳幼児の離乳食はシンプルなものがベストです。

素材そのものの味をしっかり味わえるような味覚を育ててあげてください。

「美味しんぼ」のおかしな情報。離乳食に蜂蜜パン粥&半熟卵?

過去に、「美味しんぼ」という漫画の記載について物議を醸したことがあります。

そのことについて、少しだけ取り上げますね。

「美味しんぼ」のとある話の中で、離乳食に蜂蜜と半熟卵を使うという場面がありました。

このこと自体については、作者が謝罪・訂正文を掲載するということで決着がついたようですが、ママたちにはぜひ、1つの情報を鵜呑みにしないでもらいたいです。

漫画はあくまでも漫画です。

単一の情報に惑わされず、ママがしっかりアンテナを張って食の安全を確保していきましょうね。

そもそも、離乳食にナマモノは避けるべきものです。

しっかり加熱したものを与えるということは、離乳食を与える上で当たり前の概念として考えておいてください。

蜂蜜の危険性については先述のとおりですが、半熟卵も同様です。

卵は特にアレルギーの原因にもなりやすいものですので、初めて与えるときには注意が必要な食材の一つです。

離乳食に卵を初めて与える場合は、

⒈ しっかりと加熱する

⒉ まずは黄身の部分から

⒊ 黄身が大丈夫なようであればしっかり火が通った白身部分

⒋ 全卵

という流れが基本です。

ご家族のアレルギー既往歴で、卵が不安な場合は急いで与える必要もないですし、

まずは卵そのものではなく、パンや卵ボーロなどの加工品に含まれているものを試してみても良いと思います。

また、プリン・カスタードクリーム・アイスクリームなども見た目ではわかりにくいですが、卵がしっかり入ったものです。

特に、アイスクリームは加熱されていませんので、注意して与えるようにしてください。

離乳食は、子どものしっかりした正しい味覚を育てる大切な時期です。

赤ちゃんを守ることができるのはお母さん。

ナマモノ厳禁。

しっかりと加熱したものを与える。

ということは、すべての食材において共通です。

「少しくらい」「これだったら」「ま、大丈夫でしょ」

は、ほどほどに。

いずれ何でも食べるようになるのですから、慌てずに離乳食を進めましょう。

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